先読み厳禁!観てから読んで 『シャークネード4』ディープ解説【アサイラム作品徹底特集】

君は、アサイラム作品を知っているか?

アサイラムとは、『シャークネード』の世界ヒットで一躍人気を上昇したアライサム作品とは、有名作品に”乗っかった”タイミングでリリースする、【モックバスター作(模倣作)】でも有名な、カルト的ファンも多いアメリカの映画制作会社だ。

今回は、アサイラム映画に明るいお宝映画発掘家、中野ダンキチさんに映画『シャークネード4』を、どこよりもディープにたっぷり語っていただいた。

注目カメオキャスト

本作にも、紹介しきれないくらいのほどのカメオ出演キャストがおりますので、その中でもあえて注目したキャストを紹介します。

フィン達がピンチになったときに現れる赤いクラシックカー。
意味深に登場しますので、不思議に思われた方もいらっしゃるでしょうし、映画好きならおわかりいただいたと思いますが、
ジョン・カーペンター監督のホラー映画『クリスティーン』に登場した曰くつきの名車の”クリスティーン”です。
どうやら実際に映画で使われた車のようで、現在でもTVやイベントなどで活躍しているようです。

そして、クリスティーンとともに現れるのは、『ポリスアカデミー』シリーズで主演を勤めたスティーブ・グッテンバーグ扮する『ラバランチュラ 全員出動!』のコルトン。
『ラバランチュラ 全員出動!』は、巨大グモがロサンゼルスを襲ってくる作品ですが、本作以前に『シャークネード』のフィンとしてアイアン・ジーリングがカメオ出演を果たしていて、本作はその裏返しになっているわけです。
ちなみに『ラバランチュラ 全員出動!』はアサイラム社の製作ではなく、シネテルフィルムズ社の製作。
会社を越えた交流というのも、面白いですね。

カンザスで楽器を弾きながら登場するのはミュージシャンのポール・シェイファー。
そして、その隣で観客として見守っているのは、本作はもちろん数多くのアサイラム作品の音楽を担当するクリス・カノーとクリス・ライデンアワー。
あえてこのシーンで音楽担当の二人を立たせているのが想像できます。

歴代大統領が岩山に掘られているラシュモア山に出たシャークネードを防ぐためにアストロX社の技術員として指示を受けているのが『悪魔の毒々モンスター』で知られる映画製作会社のトロマ社の代表ロイド・カウフマンです。
意外にも(?)ブッとんだ役柄ではなく、マジメな出演です。

爆破で逃げ惑うシーンには2つの隠れキャラ?

電車に乗るフィンたちに迫るシャークネード。そこに続くダムにかかる鉄橋のあとに登場する車を置いて逃げ惑う人々のシーン。
まずは、その車のナンバープレートにご注目。
書かれているのは”5HKNAD04”
数字も交えながらですが、これはSHARKNADO4をあらわす意味。
そしてもうひとつ注目していただきたいのが、大慌てで首を傾けながら逃げる人として写りこんでいる人物。
この方『シャークネード』はもちろん数々のアサイラム作品でVFXスーパーバイザーとして名を連ねるジョセフ・J・ローソンさんなのです。
残念ながら2017年3月でアサイラム作品からは離れてしまっていますので、ひょっとすると記念に出演したのかも知れませんね。

”聖地”撮影場所は?

フィンが息子のマットと待ち合わせる建物。
あの建物の舞台となったのは、ラスベガスのランドマーク的な存在のストラスフィア・タワーです。
色々と巻き込まれてしまうアトラクションも実際にあるものが登場していますので、ラスベガスに行く機会があれば、ぜひ訪れてみたい場所です。
そして、施設内では『シャークネード』のスロットマシンも登場しておりましたが、これはスロットマシンメーカーのAristocrat社によって作られたもの。
なんど映画用に特別に作られたものではなく、アメリカのカジノでは、様々なスロットマシンに並んで遊ぶことができる、本当に存在するものなのです。

アリゾナのアストロXの本社として登場するのは、ロサンゼルスのダウンタウン中心部にあるロサンゼルス水道電気局の建物。
本作以外にも、『ターミネーター』(同建物の駐車場部分)や『インセプション』などのメジャー作品でも撮影場所として使われています。

カンザス?シカゴ?いえいえカリフォルニアです。
シカゴ市長がいて、フィンが家ごと飛ばされてくるイリノイ。
そしてコルトンやクリスティーンと出会ったり、世界最大の糸玉に追いかけられるカンザス。
いずれもそれぞれの場所ではなく、カリフォルニア州のフィルモアで撮影されました。
道路脇に生える木々も温暖なカリフォルニアゆえ、本来は南国風のヤシのような木が生えていますが、カンザス仕様にするためCGで木を上から書き足す芸の細かさも見られます。

エイプリルがオフスプリングの曲にのってトレーニングをしている場所。
実はバーバンクにあった旧アサイラム社の隣にあった車の修理工場です。ご近所づきあいがうまくいっていた証ですね。
そして途中に挟まれるキャンピングカーのようなトラックを引っ張るシーンは、旧アサイラム社の目の前にあった駐車場。
『シャークネード』第一作目から近場で撮影することが多いですが、またしても灯台もと暗しといったところです。

音楽には世界的な超メジャーバンドが参加

『シャークネード』シリーズに流れる歌と言えばフェランテ監督率いるバンド”QUINT”がメインですが、本作ではなんと世界的に有名なバンドであるオフスプリングが楽曲を提供。
”シャークネード”を連呼するこの作品の為の音楽です。
楽曲提供の発表がニュースになったときには、きっとエンドクレジットとともに流れるのだろうと思わせてくれましたが、まさかの挿入歌。
しかも途中でフェードアウトと、なんとも贅沢な使い方になっています。


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