【ネタバレあり】『ジャスティス・リーグ』トーク!DCファン熱弁、「5秒で泣いた」理由とキャラ別魅力解説

2017年11月23日(木・祝)より待望の日本公開を迎えた映画『ジャスティス・リーグ』。
NEW BRIDGEでは、劇場鑑賞を終えたばかりのDCファンと共に、興奮冷めやらぬうちに座談会を開催した。名言・名考察連発のディープな座談会の中から、本記事では映画を観てから楽しめる、ネタバレありのトークをお届け!前回のネタバレなしトークと併せて楽しもう。

注意:この記事では、『ジャスティス・リーグのネタバレ内容が含まれております。映画を鑑賞されていない方はお気をつけください。

今回登場するHuluサポーター(順不同、文中では敬称略)


『ジャスティス・リーグ』を観て語る、ヒーローたちのディープな魅力

バットマン

ゴキオモ:僕はバットマンが人間以外の敵(パラデーモン)にちょっと苦戦してたのが好き。バットマンってやっぱ人間相手のヒーローだよなぁって。『バットマンvsスーパーマン』ではギャング相手にあんなに無双してたのに、パラデーモン一匹倒せてなくって。

セラ:でもバットマンが狂っているなと思ったのは、そういう人外にも容赦しないところ。そこがバットマンらしいよね。

匿名マン:それから今回のバットマンはちょっと明るくなった。なんかもうフィジカルでは敵わないから、コメディ・リリーフ的な役に徹して、場を和ませるような。

セラ:ダニー・エルフマンが手掛けた往年のテーマ曲が流れたのも嬉しかったなぁ。最初のシーンでも流れてたし、ナイトクローラーが出てくる所、あと最後にバットモービルが出て来る所でも流れてた。

ゴキオモ:『レゴ®バットマン ザ・ムービー』好きとしては、ナイトクローラーが完全にスカットラーだったのがね(笑)。もうね、堪んないですよ。

セラ:ナイトクローラーがボロボロになった後にサイボーグがもう一度使うという展開は、原作コミックでもあまり見ないから面白いよね。

ゴキオモ:クロスオーバー感あったよね。

匿名マン:アルフレッドとサイボーグの組み合わせは珍しい。それ踏まえての”Do I know You?”ですよ(笑)。

セラ:あと、チョイ役だったけどジェームズ・ゴードンも良かったなぁ。

GAMO:あれだけの短い時間でも、ちゃんとゴードンだった。

匿名マン:説得力がすごい。20年間バットマンと戦ってきたという説得力があった。

セラ:アルフレッドにゴードン、ロイスもそうですけど、サブキャラをおざなりにしないのはすごく良いですよね。マーサもそうだし。

匿名マン:人命救助が最優先のヒーローって凄い良いなって思うんですよね。スーパーマンも早く敵を倒せばいいのに、住民を助けに行っちゃうのとか。

ゴキオモ:バットマンの言うこと聞かないからね(笑)。

ワンダーウーマン

ゴキオモ:ワンダーウーマンの出番が増えたのは納得だし嬉しかった。チームの中でも終始お母さんポジションだったよね(笑)。

匿名マン:バットマンがお父さんなんだけど、尻に敷かれてる感じがね。

チャーリー:一人だけ普通の人間だし。ちょっと、みんな先行ってて、みたいな(笑)。

匿名マン:フラッシュの息子感も良かったよね。

ゴキオモ:そうそう、最初の三人が父と母と息子で、疑似家族になってるんだよね。それから、『ワンダーウーマン』の続編っぽさもあって嬉しかった。スティーブ・トレバーにこんなに触れるんだ、と思って。

匿名マン:最初のワンダーウーマンの登場を見ただけで、この映画はもう大丈夫だと確信した(笑)。ワンダーウーマンのテーマがアップテンポにアレンジされてたの、すごい好き。この映画のトーンにも合っていて、アップデートされている感じがあった。

フラッシュ

ぼばっち:フラッシュは走り方がぎごちなかった。ジョイントゆるゆるのフィギュアみたいや(笑)。

GAMO:そこにヒーローとしての未熟さが表れていて良いよね。

匿名マン:ドラマ「THE FLASH/フラッシュ」とはスピードフォースの解釈が違うんでしょうね。ドラマ版のフラッシュは陸上選手みたいな走り方をするけど、エズラ・エラーのフラッシュは、スピードフォースの海の中を泳いでいるみたい。一番自分が走りやすい姿勢なんだろうな。

GAMO:今後の映画で走り方が洗練されていくのかもね。

ゴキオモ:戦ったことのない新人ヒーローという感じがよく出てたよね。普段は本当に普通の人間なんだもん。

匿名マン:軽口を叩いている感じ、アニメ版のフラッシュに似ているなと思いました。

ゴキオモ:光速キャラといえばマーベル映画の「クイックシルバー」もいるから、どう映像化するのかなと期待していたんですけど、また新しい見せ方をしていたよね。本当にスゴいと思う。

アクアマン

チャーリー:僕はアクアマンがお気に入り。超カッコよかった!

ゴキオモ:アクアマンは、陸にも海にも馴染めないっていう設定がすごく良かった。

匿名マン:真実の縄で、さっさと本音を語らせちゃうっていうのが良かったよね。

ゴキオモ:アクアマンが突然出てくるのは原作通りだったね(笑)。

匿名マン:原作では前触れなく出て来るからね。いきなり”ザパーン!”って(笑)。

セラ:アクアマンの海中のアクションは今までのアメコミ作品には無かったですよね。メラもめちゃくちゃよかった。画がコミックそのものなんですよ。

ゴキオモ:アクアマンはね、戦いを楽しんでるのが良かった。一番楽しそうに戦うでしょ?

チャーリー:Yeah!

セラ:そうそう、キャラクターたちがみんな悩んでないところがいいですよね。くよくよせずに、悪いヤツが現れたから倒そう、というのが。

GAMO:前に進むことに決めた、という感じがね。

サイボーグ

セラ:サイボーグはレイ・フィッシャーの演技にちゃんと悲哀を感じましたよね。

ぼばっち:最初はめっちゃスレてたもんね。

セラ:少しづつ心を開いていく様子がわかったし、何と言ってもラストですよ!サイボーグのデザインが幾何学的で、何でだろうと思ってたんですよ。あれは、不完全であるということを表していて。

匿名マン:まだ完璧に自分の体をコントロールできていないということですよね。で、最後にコントロールできるようになるとコミックそのままの見た目になると。素晴らしい!

セラ:サイボーグは今後面白いキャラクターになるなと思っていて。彼の誕生がマザーボックスに関係している。スーパーマン的な能力も、バットマン的な悲哀も両方持ち合わせている。

ゴキオモ:サイボーグが巻き込まれた事故の原因はまだよくわからないんだよね。

匿名マン:“事故”つながりでフラッシュと絡むのが最高だった(笑)。墓を掘るシーンでは「まだ壁があるね」って言ってたけど、最後に打ち解けてたのも最高。

セラ:サイボーグとフラッシュは年も近い同士だし。そういう風にジャスティス・リーグのメンバー同士に何かしらの結びつきを持たせてるのが良いよね。関係のないキャラクターが1人もいないからこそ、団結して戦う理由があった。

匿名マン:各キャラクターのバックボーンを予想以上に丁寧に描いてくれていて嬉しかった。1作の中でキャラクターたちの物語をちゃんと紹介できていたと思う。しかも、単体で描くのではなくて、他のキャラクターと絡ませることでそれぞれのバックボーンを引き出している。ワンダーウーマンとサイボーグとか、サイボーグとフラッシュとか、予想外の組み合わせが楽しかったよね。特にサイボーグなんて普通に描こうと思ったら難しいキャラクターなのに、他のキャラクターとの掛け合いで掘り下げていくというアプローチは上手かったなぁ。

まさかのキャラクター

チャーリー:フラッシュバックのシーンはヤバかった。まさかグリーン・ランタンが出るなんて!興奮しすぎて映画館の中で叫びそうになったよ。イエス!ザッツ・DC!って。ジャスティス・リーグと言えば、グリーン・ランタンはメンバーに欠かせないからね。

セラ:あそこで一旦涙腺崩壊しました。ずっと堪えてたんですよ。ワンダーウーマンが登場するシーンでも耐えてて。でもグリーン・ランタンの登場で耐えきれなくなっちゃいましたね。

チャーリー:それから、メインのヴィランがステッペンウルフというのが意外だった。ダークサイドとかブレイニアックとか、もっと強敵が来ると思ったんだけど。今後のDC映画で登場するのかな。

匿名マン:ステッペンウルフは先兵ですよね。

チャーリー:コミックでは、ステッペンウルフはダークサイドの叔父にあたるんですよね。

ザック・スナイダーとジョス・ウェドン、二人の監督の魅力

ゴキオモ:スーパーマンが最初に出てくるとき、なんか雰囲気が違ったよね。コミックっぽかった。

ぼばっち:あそこは多分、途中降板したザック・スナイダーに代わってジョス・ウェドンが再撮影されたところだよね。

セラ:ちょうど再撮影のとき、スーパーマン役のヘンリー・カヴィルが『ミッション・インポッシブル』新作の撮影でヒゲを伸ばしていたんですよね。だからCGでヒゲを消してるんだと思う。

ゴキオモ:あのシーンはジョス・ウェドンっぽいよね。

セラ:そうそう、ジョス・ウェドンが撮ったシーンとザック・スナイダーが撮ったシーンがわかりやすい。タイトル・ロゴが出るシーンはすごくザックっぽいんですよ。

匿名マン:わかるわかる。

GAMO:アマゾネスが戦ってるところもザック感があった。スローになる感じが。

匿名マン:2人の監督がいい意味でぶつかり合っていたよね。ジョス・ウェドンが参加したからか、サービスショットが増えたのも嬉しい。スーパーマンのワイシャツを開くシーンとか。まさかと思ったけど。あと、稲光でバットマンの顔が照らされるところも。

GAMO:そう!アニメっぽい演出だった!

DCファンが選ぶ『ジャスティス・リーグ』ここがエラかった!

ゴキオモ:冒頭のスーパーマンが空を見上げたときに、アレックス・ロスの描いたアートっぽくなるのが印象的だった。あのシーンはジョス・ウェドンとザック・スナイダーの両者の仕事が良い感じに混ざっていました。前作までのスーパーマンは人命救助のシーンがあまりなかったけど、「これぞスーパーマン!」みたいなカットだったのがエラかった。

匿名マン:僕は、スーパーマンの全能感が良かったですね。人々に希望を与える存在ということが前作までもセリフとして語られていはいましたけど、いまいちピンと来なくて。スーパーマンは暗い世界の中でも明るいからこそ希望の象徴であるべきところ、前作まではスーパーマン本人もずっと暗かったからかな。でも『ジャスティス・リーグ』のスーパーマンは明るくて全能で、ちょっと余裕も見せるし、絶対に負けないヒーロー。僕たちが知ってるスーパーマンが戻ってきた!という嬉しさがありましたね。

ゴキオモ:今回、初めてスーパーマンが笑顔だった気がする(笑)。

匿名マン:冗談とかも言うし。生き返って急に明るくなったような(笑)。

ゴキオモ:そうそう、キャラ変わったの?みたいな(笑)

匿名マン:スーツの色も明るくなってましたよね。

チャーリー:エラかったシーンなんて、たくさんありすぎて選べない!敢えて挙げるなら、ラストでメンバー全員が横並びに立っていたシーン。ハートが溶けちゃいそうだった!サイボーグとフラッシュが打ち解けているのも、イエス!これがジャスティス・リーグだよ。これからの映画も楽しみ。

匿名マン:バットマンの黒いマントとスーパーマンの紅いマントのコントラストが堪らなかった。あのカットはザック・スナイダーだよね。

ゴキオモ:ザックはマントに異様なこだわりを見せるよね(笑)。

匿名マン:あのなびき方はザック・スナイダーの映画でしか見たことがない(笑)。スーパーマンのマントはクリプトン星の特殊な材質だからああいうなびき方をするのかと思ってたんだけど、バットマンも同じだった。つまりあれはザック・スナイダーのマントなんだなと(笑)。

セラ:僕はオープニングでDCのロゴマークが出て来るところ。

一同:そこから?(笑)

セラ:だって、あのロゴ映像は『ワンダーウーマン』から入るようになったけど、そのときは『ワンダーウーマン』のテーマが入ってたでしょ。でも今回は『ジャスティス・リーグ』のテーマが流れていた。あの曲って、昔のアニメ版の曲をちょっと意識したような音で。それを聴いた時に「うわぁ」ってなりました。5秒で泣きましたよ。基本的に僕DCの映画は5秒で泣くんですけどね(笑)。

それから、もうひとつだけ挙げさせてください。やっぱりグリーン・ランタンが登場してくれたところかな。見放されてなかったんだと思って。

ぼばっち:僕もグリーン・ランタン・コァがたくさん出てきたのが嬉しかった。1人じゃなかったじゃないですか。今後の展開が一気に広がりましたよね。

GAMO:私は、ワンダーウーマンのキャラクターが単独作からブレてなかったのがエライなと。トレバーが亡くなって、傷ついて隠れて暮らしていたけれど、ヒーローとしての根は変わっていないんだなって。


この座談会より、ネタバレなしのトークも以下ページで公開中!

【ネタバレなし】『ジャスティス・リーグ』トーク!「こんなに面白いとは…」DCファン「5億兆満点」の大絶賛

映画『ジャスティス・リーグ』は2017年11月23日(木・祝)より公開。