『ジャスティス・リーグ』のバットマンとは?DC映画初心者でもわかる前作『バットマンvsスーパーマン』おさらい解説

© 2017 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC., RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC AND RATPAC ENTERTAINMENT, LLC

2017年11月23日(木・祝)公開、DCコミックスの超人たちが集まる超大作『ジャスティス・リーグ』。バットマンにワンダーウーマン、アクアマン、フラッシュ、サイボーグといった魅力的なキャラクターが集まるが、どのキャラクターがどんな特徴なのかわからない…といった方も多いのでは。

そこで今回はそんなDC映画初心者の方のために、『ジャスティス・リーグ』バットマンを解説!『バットマンvsスーパーマン ジャスティスの誕生』(2016)もしっかり振り返るので、『ジャスティス・リーグ』で初めてスーパーマンに出会っても、この記事をチェックしておけば大丈夫!

Huluのバットマン解説動画を視聴する

この記事は、映画『バットマンvsスーパーマン ジャスティスの誕生』のネタバレが含まれます。

バットマンとは?能力と特徴

「あなたの能力って?」「金持ちだ」──『ジャスティス・リーグ』予告編にて、フラッシュことバリー・アレンとブルースが交わす言葉だが、バットマンの特徴はこの一言に端的だ。

バットマン、本名はブルース・ウェイン。ゴッサム・シティの大企業ウェイン・エンタープライズの社長で億万長者のプレイボーイ。そんな彼がなぜバットマンとして悪と戦っているのだろうか。

ブルース・ウェインは、幼いころに両親を目の前で殺害されており、深い傷とトラウマを負う。ブルースは犯罪撲滅を誓い、「犯罪者には恐怖をもって成敗せねばならない」という気付きから、闇の象徴で自身も恐れるコウモリをモチーフとしたヴィジランティ(自警活動家)、バットマンとして人知れず悪と戦っている。

バットマンといえばこれまで何度も映画化されており、クリストファー・ノーラン監督、クリスチャン・ベール主演の人気シリーズ『ダークナイト』三部作(2005、2008、2012)も有名だが、『ジャスティス・リーグ』のバットマンは『バットマンvsスーパーマン ジャスティスの誕生』から初登場した新しいもの。ベン・アフレックが演じている。

ベン・アフレック演じる新たなブルース・ウェイン/バットマンのモデルとなったのは、1986年に刊行されたフランク・ミラーによる伝説的コミック「バットマン:ダークナイト・リターンズ」版のものだ。このコミックのブルースは、長年に渡る孤独な戦いに疲れ果て、ヒーローを引退した初老の男として登場する。『バットマンvsスーパーマン』のバットマンも、長き戦いによるトラウマと絶望を負った孤独のヒーローとして描かれているので、その渋さ溢れる魅力を存分に噛み締めて欲しい。

それからブルースといえば、彼を支える執事のアルフレッド・ペニーワースも名物キャラクター。これまで数々の盟友がアルフレッドを演じてきたが、今回のシリーズではジェレミー・アイアンズが演じている。

『ジャスティス・リーグ』予習のために!バットマン前作までを復習

ベン・アフレック演じるバットマンは、『バットマンVSスーパーマン ジャスティス・リーグ』で主役キャラクターとして活躍。ほか、DCコミックスの悪役が集った『スーサイド・スクワッド』(2016)にカメオ登場したほか、『ワンダーウーマン』(2017)では名前のみが登場した。

バットマン目線で前作『バットマンvsスーパーマン ジャスティスの誕生』おさらい

『バットマンvsスーパーマン』は、スーパーマンの出自を描く『マン・オブ・スティール』(2013)クライマックスの戦いを「地上目線」で体感するというところから始まる。スーパーマンとゾッド将軍が遥か空中で壮絶な戦いを繰り広げる一方、あちこちで落下する瓦礫や崩壊するビルをくぐり抜け、豆粒サイズのスーパーマンを憎む目つきで見上げる男、ブルース・ウェインことバットマン。実は『マン・オブ・スティール』最大のクライマックスで破壊されたビルは、ブルースの経営する大企業「ウェイン・エンタープライズ」の自社ビルだったのだ。大切な社屋に社員の多くを失ったブルースは、スーパーマンを危険な存在とみなし、打倒を誓う。

そんなブルースはスーパーマンを倒すカギとなる「クリプトナイト」という鉱石を探していた。緑色に光り輝くこの鉱石をもってすれば、スーパーマンの超能力を無力化することができるのだ。ブルースは手がかりとなる謎の存在”ホワイト・ポーチュギー(白いポルトガル人)”と武器の密売や人身売買を行うロシア人マフィアのアナトリ・クナイゼフを追っていた。アナトリの携帯電話から通話記録を探ったブルースは、大企業「レックス・コープ」の若きクセ者社長レックス・ルーサーがこの男と繋がっていることを知る。ちょうどレックス・ルーサーよりパーティーに招かれていたブルースはこれに参加。会場では新聞記者のクラーク・ケント(スーパーマン)と接触し、クラークにバットマンとしての正体を悟られてしまう。

レックス・ルーサーを怪しんでいるブルースはレックス邸のサーバー・ルームにハッキング装置を仕掛けるが、これを謎の美女に奪われてしまう。数日後に再び接触するが、彼女はハッキング装置はあくまでも借りただけで、同じくレックス・ルーサーを追っているのだという。彼女の狙いはとある写真だというが…。

戻ってきたハッキング装置を分析するブルースだったが、その最中にとある悪夢を見る。荒廃した世界でクリプトナイトを追い求め、スーパーマン率いる謎の集団に捕らえられるというものだ。スーパーマンにマスクを剥ぎ取られ、「彼女は全てだった、お前が奪い去った」と言われ攻撃を受けた瞬間に目覚める。すると今度は、光の中から現れたフラッシュに「ロイス・レイン(スーパーマンことクラーク・ケントの恋人)がカギだ」「君が正しかった」「僕たちを探せ」と謎のメッセージを告げられ、再び目覚める。

解読したデータから「ホワイト・ポーチュギー」が船の名前であることを突き止めたブルースは、この船にクリプトナイトが積まれていたと確信。戦闘車両バットモービルに乗って積荷を降ろしたトラックを追うが、そこにスーパーマンが現れて追跡は失敗に終わる。

ブルースは、冒頭のメトロポリスの戦いでウォレス・キーフという元社員を救い出していたが、彼に送っていたはずの援助金がすべて差し止められており、そればかりか侮辱的な手紙と共に送り返されていたことを知る。その時テレビでは、そのウォレスも参加するスーパーマンの公聴会の模様が中継されていた。しかし、会場となった議会議事堂が突然爆発。これを見ていたブルースの手元には、「お前は家族を見殺しにした」と書き殴られた、自身のビル崩壊を報じる新聞記事があった。議会議事堂の爆発とウォレスへの援助差し止め、そして侮辱メッセージの返送…すべてはレックス・ルーサーの仕業だ。

怒りに燃えるブルースは、スーパーマン対策としてクリプトナイトを組み込んだ武器を開発、自身もより激しいトレーニングで肉体を追い込んでいた。解析データをあたっていると、ハッキング装置を盗んでいた謎の美女に関するデータの存在に気付く。なんと、彼女が今と変わらぬ姿で1918年の第一次世界大戦時代、当時の軍人たちと撮影した写真があったのだ。彼女の名はダイアナ・プリンス、その正体はワンダーウーマンだ。ファイルには他にも、後にジャスティス・リーグでスカウトすることになるサイボーグ、フラッシュ、アクアマンのデータも含まれていた。

スーパーマンと禁断の対決へ

スーパーマン討伐の用意が整ったバットマンは、スーパーマンを呼び寄せ決闘を挑む。そこにスーパーマンが現れるが、彼は直前に育ての母マーサを誘拐されていた。犯人はレックス・ルーサーで、母を取り戻しらければバットマンを殺せと脅されていた。

スーパーマンは話し合いを求めるがバットマンは聞く耳を持たず、煙化したクリプトナイトを吸わせ、ついにスーパーマンを追い詰める。クリプトナイトの槍でトドメの一撃を差し掛けた所、スーパーマンが「お前のせいでマーサが殺される!」と叫ぶ。ブルースが幼いころ、眼前で殺害された母マーサ…なぜスーパーマンが母のことを知っているのか。激しく動揺するバットマンの前もとにスーパーマンの恋人ロイスが駆け寄り、マーサとはスーパーマンの母の名であることを告げる。実は、2人の母は同じ名だったのだ。

これまで憎むべき危険な宇宙人と思っていたスーパーマンにも、自分と同じように母がおり、その母が今危険な状況にある…。そう悟ったバットマンはスーパーマンを許し、マーサを救って共にレックスを止めることを決意。無事マーサの救出に成功する。

レックスは、スーパーマンの故郷クリプトン星より蘇った怪物ドゥームズデイを召喚。スーパーマン、そして救援に駆けつけたワンダーウーマンと共に激闘を繰り広げついに倒すが、スーパーマンが犠牲となり命を奪われてしまう。

ブルースは、スーパーマンの意志を継ぎ、更なる脅威に立ち向かうために超人たちを集めたチームの結成を決意するのだった。

『スーサイド・スクワッド』

『スーサイド・スクワッド』では、カメオ出演に近い形で登場。ウィル・スミス演じるデッドショットを捕らえたほか、ジョーカーとハーレイ・クインを追走し、ハーレイ逮捕に貢献していた。また、スーサイド・スクワッドことタスク・フォースXを結成したアマンダ・ウォーラーから、フラッシュことバリー・アレン、アクアマンことアーサー・カリーのファイルを受け取っていた。ブルースはこの時も、ジャスティス・リーグ結成に奔走していたのだ。

演じる俳優はベン・アフレック

『バットマンvsスーパーマン ジャスティスの誕生』以降ブルース・ウェイン/バットマンを演じるのは人気俳優のベン・アフレック。キャスティングが発表された当時は反対の声も多かったが、今ではバットマン役もすっかり定着。骨太で頼もしいブルースを演じ、ファンから好評価を得ている。

ベン・アフレックといえば監督業も知られ、監督と主演を務めた2012年の映画『アルゴ』ではアカデミー賞作品賞も受賞した。ここでは、Huluで鑑賞できるベン・アフレックの過去作をおさらいしよう。(2017年11月現在。)

『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』

Good Will Hunting © 1997 MIRAMAX, LLC. All Rights Reserved.

ロビン・ウィリアムズとマット・デイモン主演の名作ヒューマンドラマ『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』(1997)では、主人公ウィル・ハンティングの親友チャッキー・サリヴァンを演じた。ベン・アフレックはマット・デイモンと共に本作の脚本を手がけている。
ちなみにベン・アフレックとマット・デイモンといえば、大の親友同士として有名だ。マットとの息の合う演技も見どころ。

『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』を視聴する

『消されたヘッドライン』

2009年の社会派サスペンス『消されたヘッドライン』では、事件に巻き込まれる議員スティーヴン・コリンズを演じた。アメリカ闇の陰謀の解明に挑む新聞社の戦いを描く骨太な1作だ。

『消されたヘッドライン』を視聴する

『ザ・タウン』

© Warner Bros. Entertainment Inc.

2010年の『ザ・タウン』では、監督、脚本、主演を務め上げた。アメリカ・ボストンの犯罪都市を舞台としたスリラー作品。興行収入としても成功し、批評家評価も高い。

『ザ・タウン』を視聴する

映画『ジャスティス・リーグ』は2017年11月23日(木・祝)公開。

Huluのバットマン解説動画を視聴する

『ジャスティス・リーグ』キャラクター解説:
バットマン
ワンダーウーマン
フラッシュ
アクアマン
サイボーグ
スーパーマン

© 2017 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC., RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC AND RATPAC ENTERTAINMENT, LLC