男性ファン、原作ファンの評価は?アメコミ芸人しゃべんじゃーずが熱く説いた『ワンダーウーマン』座談会 Part4

世界中でぶっちぎりの大ヒットを飛ばす、DCエクステンデッド・ユニバース(DCEU)が放つ話題作『ワンダーウーマン』が、この夏ついに日本に上陸した。

NEW BRIDGEでは、2017年8月8日に開催されたジャパン・プレミア終了後、アメコミ芸人「しゃべんじゃーず」の柳生玄十郎、みなみ、綾瀬マルタ、エージェントKAIの4名をゲストに迎え、『ワンダーウーマン』を「楽しく、喋り尽くす」座談会を開催した。
果たして、全編を観終えたばかりのしゃべんじゃーずの4人は話題作『ワンダーウーマン』をどう楽しみ、どう評価したのか?

この記事では、原作ファン、そして男性ファン目線からの『ワンダーウーマン』の魅力について熱く語った。海外では女性の観客からの支持が非常に高い本作だが、もちろんヒーロー映画としての熱いポイントも盛り沢山!アメコミ作品をこよなく愛する「しゃべんじゃーず」の4人も、本作の仕上がりには太鼓判を押した。

注意:この記事では、『ワンダーウーマン』のネタバレ内容が含まれております。映画を鑑賞されていない方はお気をつけください。

 


今回登場するHuluサポーター(順不同、文中では敬称略)


『ワンダーウーマン』 原作ファンの納得ポイント

柳生玄十郎:『ワンダーウーマン』では、しばらく見えない敵と戦っていましたよね。そこが良かった。ただ敵を倒すだけの映画ではなかったところが。

エージェントKAI:正直、最後の最後までヒーロー映画としてのヴィランが出てくると思わなかったんですよ!ヒーロー映画だから、ヴィランの登場前提で観ているはずなのに…。だから、「これはダイアナが現実を知っていく物語なんだ」と思っちゃって。本当はアレスなんて存在しなくて、人間の世界はこういうものなのだと学んで成長するのかなと思ったら…、本当にアレスがいたっていう。

柳生玄十郎:あれは確かにビックリした。

NEW BRIDGE:しかもアレスは、まさに悪役といった見た目でしたよね。

綾瀬マルタ:そうそう、めっちゃわかりやすい(笑)。

柳生玄十郎:原作のアレスって、正体がわからないんですよ。目がギョロっと光ってて、あとは黒くなっていて、全身鎧で顔が見えない。だから、「あっ、正体から出しちゃうんだ」って。で、原作ファンにとっても「あっ、ちゃんとアレスになった」っていう。

綾瀬マルタ:原作ファンも納得なんですね。

柳生玄十郎:納得。ちゃんとアレスだった。

NEW BRIDGE:『ワンダーウーマン』は全編通じて、原作を知らなくても「置いてけぼり感」は全く無かったですよね。

みなみ:無かったです!導入の神話の部分もわかりやすく説明してくれたじゃないですか。あれがないとチンプンカンプンのまま進むから、すごくよかった。

綾瀬マルタ:すごく親切だった!最初に説明があって、そこから物語の世界に入って、ファンタジーなことが起きますけど、そういう映画を見慣れていないお客さんでも自然に世界に入っていける。

柳生玄十郎:ワンダーウーマンって、原作ではオリジンが二通りあるんですよ。はじめに、泥人形に命を吹き込まれるっていうのがあって、「NEW52」というシリーズではゼウスの子供という設定が加えられたんですよね。今回の映画では、どっちもやってたというのが上手いと思って。「ゼウスの子供」であることを隠すために「泥人形」の話を吹き込むというね。原作を知らない人に(オリジンを)どう伝えるのかなと思ってたんですけど、ちゃんと成り立ってた。原作ファンとしても、上手いなぁ!と。

NEW BRIDGE:原作ファンも、そうでない人も、全員ハッピーになれる作品というわけですね。

みなみ:誰も文句言えない作品ですよ。

男も惚れるぜスティーブ・トレバー

柳生玄十郎:それからスティーブ・トレバーって、DCコミックの中でも現役で存在しないキャラクターなんですよ。過去に死んでしまっているから。『ジャスティス・リーグ』も現代が舞台ですが、そこではスティーブ・トレバーってダイアナの記憶の中にしか存在しない人物。ダイアナはスティーブがずっと忘れられないんですね。今回初めて生きているスティーブ・トレバーを見て、「あ、これやったらワンダーウーマンも惚れるよな」っていうのが凄くわかった。カッコよすぎて、納得した。何よりも一番カッコよかったのが最後のシーン。

みなみ:あぁ、もうね…。

柳生玄十郎:「僕は、今日を救う。君は、世界を救え。」あんなん言われたらもう…。

エージェントKAI:だからワンダーウーマンは今でも世界を救ってるんだなぁって…。

みなみ:最後、スティーブが笑ったじゃないですか。あの笑顔が、ニヤリとかじゃないくて、なんとも言えない表情で。

柳生玄十郎:しかも、トレバーは1人きりで死んでいったんですよね。

NEW BRIDGE:“アイ・ラブ・ユー”だけ遺して。

綾瀬マルタ:もう…、ロマンチックすぎ…。

NEW BRIDGE:しかも、哀しい”アイ・ラブ・ユー”ではなく、トレバーもやっと愛を見つけたという喜びに満ちた言い方だったのが良かったですよね。

綾瀬マルタ:あの二人は、出会って何日くらいだ…?

みなみ:劇中のセリフから考えると、おそらく1週間少しくらい?

綾瀬マルタ:一週間の恋。

柳生玄十郎:蝉やな。”セミ”ッシラだけに?!

綾瀬マルタ:は?

みなみ:は?

燃えるポイント盛り沢山

綾瀬マルタ:冒頭の、かつて仲間たちとの集合写真を見るシーンから始まって、最後にもう一度写真が登場するじゃないですか。ワンダーウーマンは、みんなにもう一度会いたいだろうな…と、泣けましたね。

エージェントKAI:過去を振り返るプロローグって、老人になっていて思い返すというパターンが多いじゃないですか。そこで安らかに息を引き取って、向こうの世界で過去の仲間に再会するみたいな、綺麗な感じがあるんですけど、ワンダーウーマンは…。

柳生玄十郎:ギンギンやった!

エージェントKAI:まだ戦うんだなっていう。

柳生玄十郎:最後、どっか飛んでいってたで。

NEW BRIDGE:原作でもワンダーウーマンは年を取らない?

柳生玄十郎:そうです。神様と同じですね。一定までは年齢を重ねるんですけど。

© 2017 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC

綾瀬マルタ:『ワンダーウーマン』は、ダイアナの出生からのエピソードがわかったところがよかった。それから、DCEUの今後への期待感が爆上がりしたっていうところも。『ワンダーウーマン』も最高に面白かったけど、「始まりにすぎない」感があった。ここからまた盛り上がるという予感をくれたのが良かった。

エージェントKAI:これがDCEUの本当の始まりという感じでしたね。

柳生玄十郎:それから、最初に感動したのが、本編前にDCのロゴが出た所。

みなみ:あれ、今作からですよね!

綾瀬マルタ:超カッコよかった!

柳生玄十郎:既にオープニングから感動してたから!

NEW BRIDGE:DCのロゴ映像は、グリーン・ランタンも登場するんですよね!もともと、クリス・パインがグリーン・ランタンを演じるという噂もあったんですよね。

エージェントKAI:でも、ワンダーウーマンに出演してくれて良かった。一回の伝説を残してくれたと思う。

しゃべんじゃーず、謎の酋長人気

エージェントKAI:ワンダーウーマンとスティーブのもとに集まった仲間たち(サミーア、チャーリー、酋長)は、ちゃんと男臭さが出ていた。綺麗な仲間じゃなくて、ならず者で。でも、どこかに人より秀でた特徴があって、それを持ち寄ったチームだった。そこは、男心もちゃんとわかってるなと。

柳生玄十郎:『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』や『スーサイド・スクワッド』もそう。やっぱり、はみ出し者たちが集まって戦うっていうのは良いんですよ。

エージェントKAI:燃えますよねぇ!

柳生玄十郎:男としてたまらん。『ワンダーウーマン』はそこもちゃんとわかってるんですよ。

エージェントKAI:男心もちゃんと押さえてる!

柳生玄十郎:役立たずっぽい感じのあの三人。映画好きとしては、ああいうキャラクター堪らないんですよ!

NEW BRIDGE:チャーリー役のユエン・ブレムナーは『トレインスポッティング』のスパッド役でもお馴染みですよね。

柳生玄十郎:あぁー!どっかで観たことあると思った!

みなみ:チャーリーだけ、ちゃんと戦ってる場面がない。一回も撃ってるところ観てないですよ!(笑)。歌を歌って、癒やしのムードメーカーだった。

柳生玄十郎:…ところで、酋長ってそんなに役立ってた?

綾瀬マルタ:酋長は…、でも、狼煙上げたし。

みなみ:銃とか全部手配してくれたし。

エージェントKAI:見えない所で酋長が頑張ってくれてたんだから!

みなみ:車も確保してくれてたし。アイツ絶対良いヤツだよ!

エージェントKAI:現地の人とすぐ打ち解けられる!

綾瀬マルタ:すごいコミュニケーション能力!

柳生玄十郎:…みんな酋長のフォローが凄い!(笑)

みなみ:あいつ、「俺の居場所はあいつらが奪った」って言ってるのに、みんなと一緒にいるんですよ。過去に何かあったんですよね。

NEW BRIDGE:酋長のスピンオフ欲しいですよね。

エージェントKAI:酋長だけのストーリー?(笑)

綾瀬マルタ:『ザ・酋長』。私、DVD出たら絶対買う。

みなみ:とんでもないハマり方してるよ! 


 

しゃべんじゃーずの4人による『ワンダーウーマン』座談会の様子は、全四回に分けて連続掲載。

Part1:「ガル・ガドットの神々しさに涙」アメコミ芸人しゃべんじゃーず、大絶賛!ネタバレ無しで魅力語る

Part2:もしも女性ヒーローがSNSをやっていたら?『ワンダーウーマン』の次はドラマ『スーパーガール』がオススメ!

Part3:新感覚!『ワンダーウーマン』で感じた「女性監督ならではのこだわり」は?

Part4:男性ファン、原作ファンの評価は?アメコミ芸人しゃべんじゃーずが熱く説いた『ワンダーウーマン』

映画『ワンダーウーマン』は大ヒット公開中。Huluでは、主演のガル・ガドット、クリス・パイン、そしてパティ・ジェンキンス監督によるここでしか見られないインタビュー映像ほか、5種類のフィルムクリップ、TVスペシャル映像も公開中だ。

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